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おいこの婚活ブログ

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新規就農の手順(静岡県の場合)

本日、農業専門の婚活サイトの件で、静岡県のJAへ飛び込み営業してきました。

 

実はアポを取らずの飛び込み営業は人生で初めて。

 

とりあえず藤枝駅前でたまたま通りかかった「JA静岡経済連」に入ってみることに。

みかん園芸課の方が対応してくれました。

一通り説明を聞いてくださり(私は緊張で声が震えてました笑)

静岡県中部でJAは4つあるとのことで、お知り合いのJAハイナンという農協の婚活担当の方を紹介していただくことになりました。

場所を聞くと車がないといけない距離だったため、次回車で来た時に訪問するとお伝えしてもらうことに。

そして今日は2キロ先のJA大井川の本店に歩いていく予定だと伝えたところ、なんと車で送ってくれました・・・!

なんとご親切な!!

静岡にとても良いイメージを持ちました。はい。

 

そしてJA大井川へ。

こちらでもまたまたご親切にしてくださり、初対面、アポなし、飛び込み営業の小娘のために2時間もの時間を費やしてくださり、色々情報交換をしました!!

3月12日に婚活イベントを予定しているらしく、こちらもお手伝いさせていただけることになりました。

こちらの詳細はまた後日アップします。

 

今日は静岡県の新規就農事情を仕入れたのでそれをお伝えします。

(ここからが本題です。前置き長くてすみません。初飛び込み営業がうまくいったので興奮してます)

 

新規就農の手順(静岡県の場合)

 

静岡県JA大井川エリア(藤枝市周辺しん)の新規就農者は年間1〜2人。

 

各県や地域によって新規就農の入り方が違うので、静岡県の場合のお話を聞いて来ました。

 

まず、新規就農するためには初期投資を借り入れすることになるよね?という前提で話は進んでいきます。

 

まず、県の公的事業である、「がんばる新農業人支援事業」に応募します。

 

この事業は自立就農を支援するもので、面接などの審査があり、半分くらいしか受からないそうです。(厳しい!)

 

そして、

各地域の先進的な農業経営者の下で1年間、栽培技術や農業経営を実践的に学んでいただきます。

研修後は、研修受入地域において先輩経営者から助言が得られる環境の中で、農業経営者を目指します。

研修終了後は、研修受入地域内に就農することが前提となります。
この事業は平成16年度から事業を実施しています。

 HPより引用

 

研修する農家に指定はないそうです。

そこで、1年間以上研修をして、事業計画書を出して、晴れて認定新規就農者になれば、いっぱしの農業者として認められ、借り入れなどができるようになる、という道順であります。

 

そしてなぜ半分しか受からないかというと、青年就農給付金を受けとる資格が出て来るからなのです!

 

簡単に説明すると、新しく農業を始める人に対し、研修中は準備型が2年間、独立就農後は5年間の最長7年間にあたり、年間150万の補助金がもらえるというものです。

 

「もらえる」んです!

最大1050万円です!!

 

審査厳しくなるのはあたりまえですね。

青年給付金については下のリンクで詳しく教えてくれているので、興味のある方はご覧下さいませ。

 

nouest.com

 

これをいただく前提で、さらに借り入れも視野にいれるという。

当たり前ですが、農業を始めるというのは一つの事業を立ち上げるということなのです。

(借り入れなし、自己資金100万で始めた私が言うな)

 

そう、私は貧乏農業でスタートしているので、軌道に乗せるのもすごく時間がかかりました。

スタートアップ大切ですよね〜〜(次(今回)に活かせてない汗)

 

さてさて、静岡県はとても良い仕組みで新規就農の道筋ができているなぁと感心しました。

何かと言うと、「農業大学校に行かなくていい」と断言しているところ!!

 

いやーこの一言にはしびれました!!

 

農業大学校は県が運営しているので、生徒を増やすのが実績になるので、千葉なんかはまず農業大学校に行くように言われます。

半年週5日学校に通い(学費は半年で数万円)、その後農家さんを紹介されて研修し(研修先の農家もどこでもいいわけではない)、この農家さんを師匠として、周辺で畑を探して斡旋してもらい、就農するという流れ。

 

私が相談を受ける時はこの農業大学校に行く必要はないと新規就農希望者にはいつも話します。

 

「でも行けって言われるんだよ。。そうしないと農家になれないって。。。」

 

→私は行ってないけど農家になりましたよ!(裏口で半ば無理やり新規就農しました)

 

けど真面目な性格のかたはそうは行かないらしく、言われた通り農業大学校へせっせと通うのでありました。

 

しかし静岡県の新規就農担当者は言います。

 

「意味ない」

 

→しびれるー!!

 

「机上で学んでも実践できなければ仕方ない。」

 

→ほんまその通り。

 

私は感動しました!

静岡いいところだなぁ〜〜〜(2回目)

 

静岡はちょうど日本の真ん中で、西(東)でヒットした商品を東(西)で売り込む前にまず静岡でテスト販売して、受け入れられるかどうか試すらしいです。

なので、静岡は新しいものを受け入れられる柔軟な県民性だそうです。

(信憑性はわかりません)

 

そして温暖だし、なんだか移住先としてとても魅力的ですよね!

なので明日書く予定の大井川(藤枝市)婚活イベントの記事を楽しみに待っていてくださいね♪

・・・と無理やり繋げて終わります。

END