千葉県香取市の独身農家さん
ご無沙汰です。
なぜか疲労困憊でブログを書く元気がなかったです。
1つの記事を書くのに長いと2時間かかっております(><)
今日はまだ藤枝のお茶農家さんの話を書いてないのですが、先に千葉県香取市の独身農家さんの紹介をします。
クラウドファンディングの時から応援してくれている、千葉県は香取市の農家さん。
成田の少し先です。
ご本人の許可をいただいたので、今回は匿名ではなくご紹介させていただきます!
屋号(ようは農園名)は「根八(ねはち)」
ロゴがかっこいいです!!
露地栽培(ハウスでなはい)で、作ってる作物は根物。
(苗字は八木さんなので、根物を作ってる八木さんで根八なのかな!?)
人参、サツマイモ、里芋、ごぼう、かぼちゃを栽培して、「農事組合法人 房総食料センター」に出荷されています。
ここを介して主に生協に卸しているとのことで、通常の慣行栽培より、半分以下の農薬基準で栽培されています。
生協の基準は厳しいので、生協に出せる基準をベースに、独自のルールを設けているそうです。
現在38歳の八木さん。
身長が高く、がっしりしていて優しい目をされています(^^)
実は一度ご結婚されているそうです。
しかし、奥さんは違う仕事をしていたので、同じ方向を向いて歩んでいくことができなかったのが残念と話していました。
なので、次の結婚はできれば奥さんも一緒に農業をして、同じ方向を向いて一緒にがんばっていけたらいいなと思っているそうです。
現場が好きだったらでても良いが、将来は大規模化して従業員も雇い、農業法人にすることも検討しているので、事務や経理の仕事をやってくれてもいい、とお話してくれました。
もちろん違う仕事をしてもOK!
そんな八木さんに農業の楽しい点と大変な点をお伺いしました。
農家をしていると色々な仕事があって楽しい
畑仕事や収穫した野菜を詰める仕事、販売もするし、機械を扱ったり直したり。
「百姓」という言葉の由来は百の仕事をする人という意味もあるそうです。
まさに農家は百姓。
なんでも自分でできるようになっちゃいます!
生きる強さが身につくのです。
自分のやりたいようにやれる
農家といえども一事業主です。
時代を読み、売れ筋商品を売れるようにきちんと計画を立てて栽培し、出荷する。
やはりもうサラリーマンには戻りたくないとのことです。(農家は皆こう言います)
八木さんは機械が好きで、機械系の専門を卒業し、車の整備会社に勤めた後、造船所に勤めてから、ご実家の農業を継いで15年です。
機械に強い農家はいいですよ〜!
機械はしょっちゅう壊れるので、それを自分で直せたら時短にもなるし、お金も浮きます!!
大変な点は天候に左右されること
香取市や成田周辺は土が軽いので、人参栽培に向いていて、八木さんをはじめ、人参農家が多いです。
今時期のように雨が全く降らず、風が強いと、土ボコリがすごいです。
逆に私の畑は河川敷で、土が粘土のように重いので、土ボコリはほとんどたたない代わりに、土が重すぎて作業がかなり大変です。。
一長一短です。
茅葺屋根のお家
そしてご自宅も拝見させていただいちゃいました!!
平屋のかっこいい古民家!実は茅葺屋根の上に瓦(かわら)を乗せているだけとのこと!
手前の家は増築で古民家とつながっています。
内側から見ると茅葺屋根が確認できました!
そして今は使っていないけれどいろりもあります!
WOW!THE古民家!
結婚したらお向かいにあるこちらの離れをリフォームして住むことになるだろうとのことです🎵
綺麗に管理されたお庭の先に立派な離れが!
うちよりも母屋と離れの距離が遠いし、木がいい感じに目隠ししてくれているので、プライバシーも守られそうですね。
お母さんにもお会いしましたが、優しそうで良い方でした(^^)
そしてお土産に人参、ごぼうをたんまりもらってしまいました!
人参の品種は来夢にひとみ。
ひとみは美味しいけど割れやすいとのこと。
そうなんです、美味しい品種は作りづらい!
八木さんは美味しい品種を作っていらっしゃるので嬉しくなりました。
(生産性を重視して、おいしくないけど育てやすい作物を作っている農家もたくさんいますので)
インタビューに応じていただきまして、八木さん、ありがとうございました!!
研修生の方にもよろしくお伝えください(^^)