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おいこの婚活ブログ

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2/17農コン@大阪男性あと1名!

 

募集しています!

3日後ですが最後の最後まで諦めません!

あと1名男性を募集しています!

関西じゃなくてOK!

愛知、香川からの参加者いらっしゃいます。

お願いあと1〜2名男子〜カモーン

 

goo.gl

 

内容もやっと決まりました!

 

関西の皆様にお会いできることを楽しみにしています!!

 

 

 

 

 

さて今日は先日からしつこいくらいに言っている「想いが邪魔をしている」

この件について軽くお話をします。

 

 

旦那の後輩の農家の家で、倅(セガレ)がまだ全然農業ができないうちに親が亡くなってしまうということが起こりました。

 

トラクターにすら乗れない状態だったらしい。

 

こちらの農家さんは小さい畑で少量多品目で野菜を作って、昔から直売(マルシェ)を生業としていたそう。

田んも少しあるようで、自分の家で機械も揃えて全部自分で稲作もやっていたという経営体系。

 

農家しかわからない話だが、このままで食っていける道筋は見えない・・・

 

心配したうちの旦那やその仲間達はこの倅(後輩)の経営をなんとかしようと立ち上がったのである。

 

しかしお金を払ってコンサルタントに来てもらうなんてことはできないので、自分たちの力でなんとかしようとしているわけだが、さて、ここでまたもや「想いが邪魔を

」してくるわけですね。

 

「代々の農家の土地を守りたい」

「代々の農業のやり方を継いでいきたい」

 

これは立派な「想い」ですが、「時代」は待ってはくれません。

 

今、田んぼをやるのであれば、大規模化して、集約化しないと難しい。

小規模稲作農家では機械を維持できないのです。

何百万、何千万もする機械を買ったり、修理したりできないんです。

 

田んぼは大規模でやっているところに借りてもらうか、潔く売ったほうがいい。

 

また、マルシェはリスクが高い。

天候に左右されるし、販売に貴重な一人の人件費が使われる。

農家は人件費という概念がなかったりするのでそこを経費計上してない場合が多い。

よっぽど付加価値つけてブランド化していない限りは、手数料を取られたとしても、仲介業者(スーパー、卸業者、市場)に卸したほうが良い場合が多い。

 

 

 

私も農家に嫁いで、先代からの土地に対する「想い」には共感する部分は多くある。

 

しかし、先祖のことを想うなら、まず「自分(今)」のことをきちんと考えたほうがいい。

 

先祖はどちらのケースを喜んでくれるだろうか?

 

①先祖を大切にしてくれて、土地を守ってくれた。でも今、本人は苦しそう。

②先祖代々の土地は売られてしまったけれど、きちんとした人が受け継いでくれて、今の経営も楽になった。

 

私は後者だと思う。

 

私はいつも言っているが、親(先祖)の幸せとは何か。

人は何かをするときに「親を悲しませたくない」「親が反対するから」という言い訳をよくする。

しかし私は、「自分が幸せになることが親の幸せ」だと思う。

自分が親だったらそう思う。

 

親はただ心配しているだけなのだ。

新しいことをはじめて、自分が知らない所に子供が行ってしまうのが不安なだけ。

 

子供が自信を持って親を説得できるかどうか。

説得できない場合、強行できるかどうか。

そこで説得できずに負けるようではあなたに未来はない。

何も切り開くことができない。

そんなあなたに親は余計心配になり、余計に口出しをしてくるようになるだろう。

 

 

 

例えば、家はそこそこ裕福なのにも関わらず、農家の倅はお金がないというケースもある。

「結婚したらちゃんとまとまったお金は用意してあるから」

こう言われて、「婚活に資金が必要だから」と親を説得できない倅に結婚という未来は見えない。

 

 

現代は所有じゃなくてシェアの時代だ。

1年で数日しか使わない機械を所有するのではなくシェアできる人間になろう。

それは器がでかくないとなかなか難しい。

デッカイ人間になろうぜ!!

 

 

 

 

と小さい人間が叫んでおります(笑)

 

 

最近説教が多いですね。

歳かしら。