とんがった人たち
変な人大好き!!
仙台に続き、翌週は福岡、山口へ農業専門の婚活サイト「Raitai」のPR活動で行って来ました!!
ここでは友達にも二人ほど会いましたので、まずはその二人のとんがった方々の紹介をします。
一人目は法政大学の人間環境学部の先輩でもあり、サークルも一緒だった、「畠山千春」さん
今は福岡県糸島市(めっちゃ素敵なところだった!)に移住されました。
ご自身の著書も絶賛発売中!
そう、彼女は女猟師さんなのです!
移住するまえから、鶏やイノシシ、シカなどの解体ワークショップを開催していました。
命の大切さを知る、とても素晴らしいワークショップです。
私も千葉で鶏を絞める会と、山梨でシカを捌く会に参加しましたが、本当に大勢の方が来ていて、大盛況なワークショップでした!
私も初めて鶏を絞めたときのことは忘れられません。
ちはるの本にも同じようなことが書いてあったけれど、
「生きるということは犠牲の上に成り立っているということ。」
これは私が農業研修に入って、初めて草取りをしたときに気づいた。
雑草だって同じ命なのに、なぜ雑草ばかりを殺ろさなければならないんだろう。
(最終的には野菜も殺すが)
その答えは
「人間が生きるため」
そう、人間は都会暮らしになれてしまい、自分の「生」が「犠牲」の上に成り立っているということを感じにくいのだ。
しかし、一次産業に触れるとそのことをまざまざと見せつけられるのだ。
初めて入った田舎暮らしでは今まで知らなかったことがガンガン起こって、本当にカルチャーショックでした。
ちはるは今は前の会社もやめて、自分の「日々の生き方」がそのまま仕事になっている。
ブレないね!
私はいろいろな考え方に触れたり、壁にぶつかったりしていろいろ考え方が変わっていっているから、すごいと思う。
無理せず、マイペースでがんばってね。
二人目は路上ライブで全国を旅して早5年の「前田修」さん
https://www.facebook.com/osam19840625
おさむとはこの前の10月に沖縄のゲストハウスに泊まっている時に出会った。
5年間路上ライブのみで生計を立て、日本のみならず世界を旅する、正真正銘の「旅人」さん。
夜は路上で歌って、昼は移動の電車などで寝るという生活をしているらしい。
「やろうと思えば誰でもできるよ」
彼はそう言うが、・・・いやいやいや!
あなただからこそできることです!
持ち歌は3000曲。
この人の歌声はなんか心に響くんだよなぁ。
人の想いを受け止め、歌に乗せることができる魔法使いみたい。
そんな彼だからこそ5年も続けられらんだろうな。
各地の美味しい物を食べたいからこの生活していると言っても過言ではないとのこと。
うーん、とんがってますねぇ。
こういうとんがってる人に会うと本当に勇気をもらえます!
今日はおさむの歌で締めます。
海の声(au cm)/浦ちゃん(桐谷健太) ギター弾き語り 歌詞あり
竹鶏物語
仙台の素敵な養鶏農家さんとの出会い
12月半ば
今回は初めて主人と共に農業専門婚活サイト「Raitai」のPR活動に出かけた。
10月は沖縄、11月は北海道、12月2週目は宮崎と一人でガンガン回っていたが、(その時の話はまた後日書きます)
仙台で思うようにアポが取れず、さらに隣町千葉県松戸市での畑コン
(今年度は終わりましたが、来年度も開催すると思います。http://www.city.matsudo.chiba.jp/jigyosya/nougyou/hatakon.html)
のお手伝いも重なって思うように日程が取れなかったため、仙台にいる妹夫婦を訪ねがてら、温泉とかも寄っちゃったりして、いざ宮城県白石市の養鶏農家さんへ!
竹炭を餌に混ぜてあげている、こだわり卵を生産している農家さんです!
大通りを走って側道に入ると「竹鶏物語」の看板が見えてきました。
中に入ると、農園の直売所がありました。
ピチピチ卵や、プリン、鶏肉の加工品がずらり。
プリン、絶品でした!
卵と砂糖しか入ってないのに、違う香りがする!
これが竹炭の香りなんでしょうか。
ハムは旦那が全部食べてしまい、私の口には入りませんでしたが、
期待を裏切らず、ジューシーでスモークが効いてて最高だったとのことです。
美味しくて且つジューシーなハムは高級品でもなかなかないと絶賛!
卵もパンフレットに書いてある通り、臭みがなくあっさりしていて毎日食べられる!
そんなこだわりの卵を仙台市に配達などしている竹鶏ファームさん。
なんと長男も次男も夫婦で家業を継いでいます!
素敵!!
農業法人にしておくと、どっちが継ぐだのという問題が軽減されるので良いですね!!
新しい炭窯を作る費用をクラウドファンディングで集めることにも成功しました!
今後が楽しみな農家さんです♪
そして竹鶏ファームさんでスタッフとして勤務していた女性。
「このかたも農家の嫁なんだよ」
とご紹介を受けました。
近くで新規就農された「自然農場風天(ふうてん)」さん
【公式】自然農場 風天 : 宮城県柴田郡村田町で、農薬と化学肥料を使わない野菜栽培 - ホーム
の奥さまが勤務されてました。
畑は基本ご主人お一人で運営し、ご自身は働きに来ているとのこと。
農業はリスクも持ち合わせているので、夫婦で違う仕事をするのはリスクヘッジになって良いですね!
素敵な出逢いがあった仙台出張でした。
竹鶏物語(竹鶏ファームさんのブランド)の商品はオンラインショップでも購入可能なので、ぜひお取り寄せください♪
農業専門婚活サイト「Raitai」はじまるよ!
農業専門婚活サイト「Raitai」立ち上げ人のおいこと申します。
2017年3月リリースで農業専門婚活サイト「Raitai」はじまります!
2015年春に構想し、約2年の月日を経て日の目を浴びることになります!
不安と期待が入り混じってなんとも言えぬ緊張感が漂っております。
私の経緯
私は大学を卒業後、東京で証券会社に勤めましたが、実態のない資本主義のお金の使い方に疑問を覚え、「人間は食べるものを作って生きて行くものではないか」と強く思い、就職後1年半で脱サラし、農業研修をするため単身で宮崎県へ飛びました。宮崎県では、綾町の有機、無農薬で農業を営んでいる農業法人で研修生として働かせていただきました。
週6日の農作業だけではなく、町の行事やイベントにも参加することで地方コミュニティーも体験。1年間の農業研修を終え、東京に帰って来ました。そして次のステージに進む準備や勉強の為、日本全国の農家さんを短期で回りました。
次第に農業法人で働くでもなく、仲間でやるでもなく、「家族で農業経営がしたい」と思うようになりました。そこでパートナーを探す為、農業系のイベントに積極的に参加しましたが、ご縁はなく…。無職期間が1年を過ぎようとしていた時、母が「結婚したらやりたいことできるかわからないのだから、今やりたいことがあるならやっちゃえば?」とアドバイスしてくれました。
私は自分一人で畑をやる覚悟を決め、実家から車で一時間の土地に畑を借りることに成功しましたが、そこからは苦労の日々でした。何をやるにも自分一人で決断、実行しなければならない…。多くの資金もかかりました。知り合いの農家さんに不要な物を沢山もらったけれど、それでも自分で揃えなくてはならないものが多すぎて、作物ができるかまだわからない中で投資するのはとても恐かったことを覚えています。
また、自分の畑を始める前に、「農コン(農業婚活イベント)」に申し込んでいました。しかし自分の畑が見つかってしまったので参加を見送ろうとしていたのですが、キャンセル料が全額かかってしまう為、参加することにしたのです。
そこで今の主人と出会いました。ちょうど私が就農した場所のご近所の農家さんだったので、新しい土地に来て右も左もわからなかった私に、色々教えてくれた事がきっかけで仲良くなり、昨年結婚することになりました。
生涯一人で農業ができるとは思っていなかったので、代々農業を営んでいる主人と結婚したことで、一生農業ができる場所ができたと、安心したことを覚えています。
きっかけは相談員の仕事を通して
そんな私は一昨年から、「新農業人フェア」という年4回開催の農業専門の就職イベントで、女性相談員として、新しく農業を始めたい女性のアドバイスをする仕事もしています。しかし、相談に来る女性たちに、農業を始める為の明確な道筋を開いてあげられないことに、もどかしさを感じていました。
ただでさえ農業は大変なので、女性が単独で農業をするのは並大抵ではありません。
簡単に背中を押せずにいました。
農業法人で男性と同じように働くのは、体力も能力も人並み以上ある女性でないと厳しく、1から農園を立ち上げるのは体力面や特に金銭面でとても大変。1から農業を始めるのは起業と同じなので作ったものを販売する経営センスやコミュニケーション能力も必要です。
自身の経験から、女性が永く農業に携わるには「農家の嫁」になるのが一番だと痛感しました。実際に私が農業を始めようとしたときも、「農家の嫁になればいい」としきりに言われました。しかし、「おせっかいおばちゃん」が減っている昨今、農家と出会う機会はなかなか少ないのが現状です。
そこで、全国規模で出会える「農業専門の婚活サイト」を作り、農業がしたい、または田舎暮らしがしたい女性と、嫁不足に悩んでいる農家の後継ぎを繋ぐサポートをさせていただきたいと考えました。
各地で農コンは開催されていますが、そういう場ではしゃべれる人ばかりが目立ってしまい、どうしてもシャイな人は影に隠れがちです。そこで、マンツーマンでゆっくりメッセージのやりとりができる「農業専門の婚活サイト」を立ち上げることになりました。
登録制のサイト内で異性の情報が見れて、直接メッセージのやり取りができ、気が合った農家さんのところへお手伝いをしに行ける仕組みをつくります。(もちろんお食事でもOK!)その際、スタッフの同席も可能ですので、安心してやり取りを行う事ができます。
そんなサイトをただいま作成中です!
サイトの内容はまた後日アップします。
つべこべ言わずに始めてみた
今日からはてなブログスタートします!
私は今度の3月に農業専門の婚活サイトを運営開始するもの(アラサー女子)です。
それにあたり今農業系の面白い人たちに会いまくっているので、その記録と、
そのエリアの農業の実態、全国の農家さんの話などを書いていく予定です。
そして自分自身も農家の嫁なので、自分の日常などもアップしていきます!
私が今色々な方と会っている目的は、3月から始まる農業専門婚活サイト「Raitai(ライタイ)」を多くの人に広めたいということと、2月から、私の愛車軽バンのサンバーで、1ヶ月かけて千葉から福岡まで営業の旅に出ることになっているので、色々な方を紹介してほしいという動機があります。
農業に関わっている皆様は、農家の嫁不足の問題をわかってくれているので、こちらの話もちゃんと聞いてくれて、応援してくれます。
今日は配島さんという今はフリーで色々ご活躍されている方にお会いしてきました。
(漢字が難しいので変換で出ないため、違う字で失礼します!)
面白い経歴の方で
水産系の商社に4年
SECOND HARVEST(セカンドハーベスト・ジャパン)に4年
宮崎県の農業生産法人に半年
震災後は東北で復興支援の仕事を4年
株式会社マイファーム-貸し農園・農業学校・八百屋-という会社で委託事業を展開
・・・・etc
多すぎて他は忘れました。笑
とにかく0→1にすることが得意な方で、4年すると次の方に譲って自身は他へ移ると。
私の未来の姿を見たような気がしました。
農業専門婚活サイト「Raitai(ライタイ)」については、
「農家が抱える課題に対して、とても有効な方法だと思います。期待しています。」
とおっしゃっていただき、色々ご紹介いただきました!
まだまだ未熟者ですので、皆様に支えられてこの事業を絶対に成功させていきます!
「Raitai」の詳細は明日書きます。