理想の人
婚活をしていると、「理想が高い」とか、「理想の人」とか「理想」という言葉がよく出てくると思います。
スパルタ婚活塾という本にも最初にかいてありますが、私も理想を追求すべきだと思います!
ただ、多くの人が「理想」の設定のやり方が間違っていると思う今日この頃です。
婚活をしていると、難しいな~と思うことが多く、自分はよく結婚できたな、なんでできたんだろう、とよく振り返ります。
私は理想、高いです。
本当に(内面が)素敵なヒトと結婚したと思います。
(かなり育てた部分はありますが)
私は結婚相談所も運営しておりますが、結婚相談所の入会の際の最初のヒアリングでは、「どういう人が良いか」「どういう人は嫌か」というのを細かいところまで全部あげてもらいます。
ここでその方の婚活を進めていく問題点が見えてきます。
色々なパターンがありますが、その人の「理想の人」が世間一般でいう「素敵な人」を設定している方、ちょっと待った!!
例えば理想のタイプが「向上心のある人」
恋愛云々抜きにして、一般的な「人」としてみたときに、向上心があるAさんと向上心がないBさんがいたとしたら、80%以上の方が向上心があるAさんの方が素敵だと思うはずです。
婚活している我々が狙っていくのはそこではないんです。
結婚する相手が向上心がある人である必要がありますか?
「そういう人じゃないと好きになれないんです。」
そうですか。
でもそういう人が自分に合っているかどうかというのは別問題だと思うんです。
なんで向上心がある人がいいのか、紐解いていくと答えが出てきます。
①自分が向上心がないから引っ張っていってほしい
→別にパートナーに求めなくて良いのでは?
②自分は向上心があるので相手もそうじゃないと話が合わないと思う。
→そうかな?向上心があるもの同士でぶつかると思うけど。向上心の質、熱量など完全に一致するなんてありえないから。
③そういう人じゃないと好きになれない
→じゃあそういう人に好かれるために自分を磨かないとね。向上心のある人はどういう人が好きかな?今の自分は相手にどう映る?
婚活迷子になっている人はここがポイントなことが多いかな。
一般的に素敵な人を求めるのではなく、自分にとって素敵な人を見つけよう。
相手が一般的に「スゴイ」必要はない。
自分に合わせてくれることがスゴイこと。
それがオンリーワン。
オンリーワンなあなたに合う相手こそ、あなたにとってナンバーワン。
伝わるかなー?
良い人を見つけるのではなく、自分に合う人を見つけましょう!
そしてその人を自分が素敵だと思う人間に育てましょう。
育たなくても良いじゃない。
どっちにしたって自分に合う人なんだから。
私が相手に求めることは2つだけでした。
①私の全てを受け入れてくれる人
②会話のテンポが合う人
2つだけと言いつつ①がものすごいこと言ってますね。
そこがブレなさすぎて、付き合った当初から旦那とはよくぶつかりました。
旦那は元々器が大きく素敵な人でしたが、私が丸ごとそのまま入るようにもっと巨大にさせて無理やり受け入れさせました笑
最初から完全に合う人なんていない。
それに気づいてしまっても、「あ、この人は私の全てを受け入れてくれない」とサジを投げた訳ではないんです。
私と旦那は「合う」のがわかっていた。
なので育てたんです。入籍後から。
育ったから結婚したわけではないのがポイント。
結婚した後に自分の思っていた人と違ったことに気づいて愕然としたこともある。
でもいいじゃん、思い通りの人なんていないし。
それに相手の嫌なとこ見つけると安心できる。
「自分も嫌な人間で大丈夫」
って思えた。
完璧な人相手だと自分も完璧でいないとって思っちゃうから疲れてうまくいかないと私は思う。
相手の嫌なとこ見つけたら自分の嫌なところも一つ許しちゃおう!
ん、なんだかポジティブじゃないか。
いいぞ、その調子だ。
要は・・・
まずは自分に合う人を見つけて、その人が素敵じゃなかったら育てればええやん。
育て方は難しいですが。
ポイントとしてはあきらめないこと。笑
自分の勘が働かず、一度付き合ってしまっても、「あ、この人は私の理想に近づくのは難しいな、やっぱ違う!」と思ったらすぐに切り替えましょう。
人間だもの、お相手選び間違っちゃった、そんなときもあるある。
私もあります。
素敵な人だと思って付き合っても自分には合わなかったことが。
あ、こういうタイプは私には合わないんだ、とお勉強になりましたので無駄ではなかった。
全て無駄じゃない!
遠回りをしてもどかしい気持ちになっていることも。
傷ついてうまくいかなくて、何度涙しても。
全て無駄じゃない!
再度立ち上がればヨシ!!
きついよね。
わかります。
目標達成のためがんばろうーーーー!!!!!